映画『アイアンマン』小ネタ・伏線徹底解説!!※ネタバレ注意

フェーズ1

こんにちは、スーパーヒーロー研究所の所長です!

今回はマーベル・シネマテック・ユニバース(MCU)のフェーズ1『アイアンマン』の小ネタや伏線を徹底解説していきます。

※注意!!・・・MCUシリーズの完全ネタバレがありますのでお気を付けください!

小ネタ・伏線

テン・リングス

映画の冒頭でトニー・スタークを拉致した「テンリングス」というテロ組織です。今作ではあまり深くは語られる事もなく終わりましたが、この組織は原作にも登場しており、ボスのマンダリンはMCUにも登場しましたが、ただの偽物でしたね(笑)

しかしこれは伏線で、フェーズ4の映画『シャン・チー/テンリングスの伝説』でこの謎の組織の正体が明らかになります。

過去作のテーマ曲をオマージュ

実はアイアンマンは過去にアニメが公開されていました。オープニングでのカジノのシーンでバンドが演奏している曲は1966年に公開されたアニメ版「アイアンマン」のテーマ曲でした。

他にも冒頭のセレモニーでトニー・スタークが登場するシーン、クリスティンとのベッドシーツ、ローディの携帯の着メロでもこの曲のアレンジが使われています。

オバディアが演奏していた曲

オバディア・スタンがピアノで演奏していったのは、アントニオ・サトリエのピアノ協奏曲です。アントニオ・サトリエは偉大な作曲家のモーツァルトの才能に嫉妬しており、彼を毒殺したという話があります。このピアノ演奏のシーンは、オバディアがトニー・スタークをこのあと殺害しようとするという事を暗示していたのでしょうか??

ローディの俳優が変更になった理由は、、、。

今作でローズ大佐を演じたテレンス・ハワード氏ですが、マーベルスタジオとギャラで揉めた為、次回作からドン・チードル氏が演じる事になります。

MCUでは度々演じる俳優が変更になるパターンがありますが、大人の事情なのでファンなら許してあげましょう!!

すでにあのヒーローチーム登場の伏線が??

アイアンマンスーツを開発したトニー・スタークは、初飛行訓練で「SR-71:ブラックバード」というステルス戦闘機が出した高度限界8万5000フィートという記録を越えようとします。

実はこの「SR-71:ブラックバード」という戦闘機は原作コミックでは超有名な戦闘機で、なんとあの有名なヒーローチーム「X-MAN」が乗るXジェットはこの戦闘機を改造したものなのです。

原作ファンがクスッとなるポイントです。

次回作のヴィランの伏線

アイアンマ(マーク3)を追跡中の2機のF-22戦闘機のコールサインは「ウィップラッシュ1」「ウィップラッシュ2」でした。※日本語字幕と吹き替えでは「1号機」「2号機」でしたので、英語字幕のみ!

このウィップラッシュは皆さんご存知の映画『アイアンマン2』のメインヴィランの名前です。

これは伏線だったのでしょうか?それともたまたま??(笑)

巨大なドラゴンのポスター

今作のとあるシーンで巨大なドラゴンのポスターがチラッと移りますが、これは原作コミックに登場するアイアンマンの宿敵「フィン・ファン・フーム」です。

原作コミックでは緑色ですが、ポスターでは金色でした。

これは今作の監督のジョン・ファブロー氏がライターとして携わっていたシリーズ「アイアンマン:ヴィバ・ラスベガス」に登場したフィン・ファン・フームが黄金のドラゴンで、アーティストのアンディ・グラノフがデザインしたものでしょう。

美人アナウンサー

冒頭シーンでトニー・スタークにインタビューしていた美人アナウンサーは「エヴァーハート」という雑誌記者です。

記者会見では毎回最前線を陣取っている強気な女性記者です。

「WHIH」というニュース番組のキャスターをしており、「アイアンマン2」「キャプテンアメリカ:シビル・ウォー」などにも登場しています。

ちなみに原作コミックでのクリスティンはピーター・パーカー(スパイダーマン)が勤めてる新聞社デイリー・ビューグルのジャーナリストです。

J.A.R.V.I.S

トニー・スタークの相棒の人工知能「J.A.R.V.I.S」の元ネタは、原作コミックに登場する「エドウィン・ジャービス」です。

ジャービスはMCUの映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』にもトニーの父ハワードスタークの執事として登場しています。

ちなみに「J.A.R.V.I.S」とはJust A Rather Very Intelligent Systemの略であり、直訳すると「ただただ超すごいインテリジェンスなシステム」となる(笑)

「ダメージ・コントロール局」

ラストの記者会見の直前にトニー・スタークがいた部屋のテレビ映像には「ダメージコントロール局」の文字がありました。原作コミックにも登場するダメージコントロール局は、ヒーローとヴィランの戦いによって荒らされた街を復興させている建設会社でした。

映画「アベンジャーズ」でのニューヨーク決戦の後にニューヨークに散らばるチタウリ軍の残骸などの撤去作業をしていましたが、どうやらトニー・スタークの経営するスターク・インダストリーズ社の子会社のようです。

今後もMCUにちょいちょい登場していきます。

「ロクソン社」

今作「アイアンマン」のラストで、アイアンマンとアイアンモンガーの壮絶な戦いの最中に、「ロクソン」の文字が!!

この「ロクソン社」はMCUにちょいちょい登場しており、原作コミックにも登場するこの企業はシールドやヒドラとも深く関わっています。

ドラマ「ロキ」にも登場したこの「ロクソン社」は今後何かあるような、ないような、、、、。

ウォー・マシンの伏線

今作のエンドロールの映像で、ウォー・マシンが登場しましたね。

これは次回作で登場する伏線です。

黄金のアイアンマン

アイアンマン(マーク3)のカラーリングを検討している時に、モニターにはアイアンマンのゴールドのカラーモデルが表示されていましたね。

モニターの文字は「MRK3.VO1」と表示されています。

これは原作コミックに登場する「アイアンマンアーマー・モデル1.MK.III」をオマージュしています。

キャプテンアメリカの盾

トニーの作業台には後のキャプテンアメリカの盾の分解品が確認できます。

今作公開時にはこの壮大なアベンジャーズ計画の映画の話は無かったと思われます。アイアンマンの成功が無ければMCUは無かったはずで、キャプテンアメリカやソーの作品はこの時点では考えられていなかったと思われますが。

記念すべき第1作目に今後の伏線をちらほら張るのは、さすがだなと思いますね!!

S.H.I.L.D.の存在

MCUでの超重要な存在の組織「戦略国土調停補強配備局」通称S.H.I.L.D.(シールド)が今作からちょいちょい登場しています。

シールドエージェントのコールソンがトニー・スタークに近づいていましたね。

ペッパーと接触していたり、裏で何やら動いていました。

彼らが何者なのか、、、、。それはまた別のお話で、、、、、。

アベンジャーズ計画

エンドクレジットに登場したのはS.H.I.L.D.(シールド)の長官ニック・フュリーです!

サミュエル・L・ジャクソン氏が演じるニック・フュリーが衝撃の一言を、、、。

「アベンジャーズ計画の話をしよう」

劇場は歓喜喝采!!!!

遂にMCUが始まるのでした!!

メインヴィラン

今作のメインヴィランは、トニー・スタークと長年ビジネスパートナーだったオバディア・ステインが操縦するアイアンモンガー!!

会社役員のオバディアはスターク・インダストリーズを裏で乗っ取ろうと計画していました。トニーの開発した技術を使いアイアンモンガースーツを開発し、アイアンマンの前に立ちはだかります!!

悪いヤツレベル★★★☆☆

よくいるパターンのヴィランなのでこれくらい(笑)


ここまでご覧いただきありがとうございました。

次回はMCUフェーズ1映画「インクレディブル・ハルク」の小ネタ・伏線を徹底解説していきます!!

お楽しみに!!


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