こんにちは、スーパーヒーロー研究所の所長です!
今回はマーベル・シネマテック・ユニバース(MCU)のフェーズ4『ロキ』の小ネタや伏線を徹底解説していきます。
※注意!!・・・MCUシリーズの完全ネタバレがありますのでお気を付けください!
第1話「大いなる目的」
正しいタイムライン
謎の組織TVAに拘束されたロキは、本来の正しいタイムライン「神聖時間軸」の存在を教わります。
その時間軸とは別の行動をした存在を「変異体」と呼び、TVAはそれらを拘束していました。
ミス・ミニッツが紹介するTVAの映像には時間軸の枝分かれについて紹介されており、これは映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でエンシェント・ワンが語っていた内容と同じでした。
NEXUS
TVAで見せられた映像には、時間軸が分岐するイベントの事をNEXUS(ネクサス)と呼んで管理していました。
このネクサスというワードはドラマ「ワンダヴィジョン」の第7話のCMにも登場しており、ワンダが異なる時間軸の宇宙に関わる事が出来る伏線となっていました。
↓ドラマ「ワンダヴィジョン」はこちら!!
少女の風船ガム
TVAの捜査官メビウスが訪れた殺人事件現場にいた少女は風船ガムを持っていました。
この時代には似つかないお菓子で、青と紫色のパッケージをよく見ると耳の尖ったキャラクターが確認できます。
原作コミックにはメフィストとよばれるヴィランがいますが、よく似ていますね、、、。
ジェンダーレスのロキ
TVAで徹底的に問診されるロキ(笑)
その問診票にはロキの本名が書かれていましたね。
ロキの本名は「ロキ・ラウフェイソン」でした。
兄のソーの「オーディソン」ではない事が確定しまいました。
さらに性別が「流動的」となっている事から、ジェンダー・フルイドという「その時々により性が変化する」という存在だという事もわかりました。
歴史的ハイジャック事件の真犯人
実際に起きた世界的に有名なハイジャック事件として有名な「D.B.クーパー事件」。
1971年11月、ポーランドからシアトルに向かう旅客機にてハイジャック事件が発生しました。
犯人は身代金20万ドルを奪うと、その旅客機の後ろからパラシュートで脱出し、その後消息不明となり、この事件は歴史的な未解決事件となりました。
今回、この事件の犯人がロキだった事が判明しました(笑)
旅客機から脱出したロキはビフレストによりアスガルドに帰還していました。
文鎮(ぶんちん)として使われるインフィニティ・ストーン
フェーズ4より以前の壮大なインフィニティ・サーガ。
宇宙最大のエネルギーの結晶の石をヒーローとヴィランたちで全生命を巻き込み壮大な奪い合いをしていました。
そんな重要アイテムだったインフィニティ・ストーンがTVAでは、事務作業に使われる文鎮として登場(笑)
様々な時間軸が無数に存在している為、インフィニティ・ストーンが腐るほど存在しているのです。
これを見たロキも拍子抜けしたように、「これが宇宙で最強のパワーなのか、、、、。」と声を漏らしてしまいます。
ローブを着た人物は誰?
ラストシーンでは、遂にTVAが殺人犯を見つけます。
1858年のオクラホマにいたそのローブを着た人物の正体は??
TVAの追うロキの変異体なのでしょうか??
第2話「変異体」
ロキの変異体
メビウスに見せてもらったホログラムには、様々なロキの変異体が映し出されていました。
ロキ本来の青い肌をした氷の巨人バージョンの「フロスト・ジャイアント・ロキ」
スタイリッシュなツーリングコスチュームの「ツール・ド・フランス・ロキ」
巨大な牛のような「ミノタウロス・ロキ」
北欧の海賊のような「バイキング・ロキ」
などなど(笑)
どれもこれもキャラが濃いですね(笑)
またしてもロクソン社
過去のMCU作品に度々登場している企業「ロクソン社」。
その存在が語られる事はなく、背景やロゴなどで登場していましたが
今回はスーパーマーケットの「Roxxcart」(ロクスカート)という名前で登場しました。
ロクソン社は原作コミックに登場するヴィラン関連の大型企業ですが、MCUでも本格的に登場するのでしょうか??
レディ・ロキ
1985年のウィスコンシン州にて、TVAの警護官C-20を誘拐したロキの変異体の正体は、まさかの女性版ロキでした。
果たして彼女は何者なのでしょうか、、、。
リセットされた神聖時間軸
ロキによって、リセットチャージがタイムドアで次々と転送されてしまいます。
これにより神聖時間軸の各時代でリセットチャージが同時に作動してしまい、神聖時間軸の部分部分が破壊されてしまいます。
メビウスの持つ端末で、その状況が確認できましたが、およそ19カ所ほどを破壊した模様です。
これが今後のMCUでどのように影響されるのでしょうか??
第3話「ラメンティス」
シルヴィ
遂に登場したロキの変異体「シルヴィ」!!
特徴的なロキの角の冠をかぶっていましたが、片方が欠けていましたね。
これは原作コミックで2014年頃から描かれていたロキと同じデザインです。
大いなる目的とは?
異世界の電車に乗り込んだロキはシルヴィが「大いなる目的の為に行動している」という事を知ります。
このワードをどこかで聞いたような??
映画「アベンジャーズ」で、地球に襲来してきた時のロキも「大いなる目的」の為と言っていました。
似た者兄弟
酒を飲み干し上機嫌なロキは、「もう一杯!!」とグラスを地面に叩きつけます。
これは映画「マイティ・ソー」で、ソーが飲んでいたスープを飲み干した直後にやった行動と同じです。
血は繋がってないですが、この2人はやはり兄弟ですね。
ミス・ミニッツがついた嘘
TVAのハンター(警護官)C-20の精神を乗っ取るシルヴィは、C-20の過去の記憶を呼び戻しました。
なんとハンターはTVAに入る前は普通の人間で、TVAの職員は全員変異体である事が判明しました。
ミス・ミニッツからはTVAの職員は「タイムキーパー」によって創造されたと説明されていましたが、全くの嘘でした。
ミス・ミニッツはなぜこのような嘘をついたのでしょうか??
第4話「分岐イベント」
原題は「The Nexus Event」
第4話の日本語タイトルは「分岐イベント」ですが、英語では「The Nexus Event」でした。
NEXUS(ネクサス)というワードは、このマルチバース・サーガでは重要になってきます。
シルヴィのオモチャ
幼いシルヴィがアスガルドの宮殿でなにやら遊んでいました。
ヴァルキリーやドラゴンのオモチャで遊んでいましたが、よくみるとこのドラゴンは映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」に登場したオオカミのフェンリスに似ていました。
↓映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」はこちら!!
惑星モラグを監視するTVA
メビウスとB-15がタイムラインを監視しているシーンで、ちらっとだけ「惑星モラグ」が映ります。
TVAはMCUに登場した全ての惑星・場所を監視しているのです。
負ける運命
ラメンティスからの脱出が困難になり、諦めムードの2人のロキ。
シルヴィは「ロキは負ける運命だ」と言っていました。
しかしロキは「負けるけど決して死なない」と返します。
確かにアース616のロキは何度も死を偽装していましたね。
しかし映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でロキはサノスに殺されていました。
あれは流石に死んでいますよね??
どの時間軸のロキも同じような境遇なのでしょうか。
タイムキーパーの正体
TVAを創造したとされていたタイムキーパーの正体は、なんと機械でした!!
一体誰が何のためにこんな組織を作ったのでしょうか??
ロキが三人??と1匹??
ポストクレジットには衝撃展開が待っていました。
剪定されたロキは消滅したと思いきや、謎の場所で目を覚まします。
そこには、ロキっぽい格好をした3人とワニ1匹がいました(笑)
彼らは一体何者なのでしょうか??
第5話「未知への旅」
虚無空間
剪定されたロキが目を覚ました場所は、剪定された存在が転送される「時の終わり」の空間でした。
様々な分岐イベントで生まれた剪定された存在が集まるゴミ捨て場のような場所で、MCUにも登場した様々なアイテムや建物が捨ててあります。
スターク・タワーやSHIELDのヘリキャリア、レッドスカルの戦闘機などが確認できます。
中にはアントマンのヴィランとして登場したイエロージャケットのヘルメットまで(笑)
時間があったら探してみてね!!
アライオス
TVAに剪定された存在が集まる虚無空間で、その存在たちを食べる怪物がいました。
その名も「アライオス」!!
紫色の煙のようなアライオスに接触した全てのものは完全に消滅してしまいます。
ちなみに原作コミックでの「アライオス」は、時間という概念から解放された最初の存在として登場しています。
カエル・ソー
キッド・ロキ(子供ロキ)のアジトに入るシーンで、土の中にビンに閉じ込められたカエルが登場しましたね。
このカエルはソーの格好をしており、原作コミックに登場した「カエル・ソー」です。
「Throg」という愛称でコミックファンに人気のキャラクターです。
ワニのロキがいるので、カエルのソーがいてもおかしくないですよね。
ちなみにビンのフタに書かれていた「T-365」という文字は、原作コミックでカエル・ソーが登場した「Thor #365」を示唆しています。
大統領ロキ
まるで大統領選挙に出馬している格好のロキは通称「ヴォート・ロキ」です。
2016年アメリカの大統領選をパロッた原作コミック「Vote Loki」に登場したロキですね。
クラシック・ロキ
ピンチのシルヴィを救う為に、全力の魔法でアスガルドを創ります。
彼は一人暮らしで隠れて暮らしていたのですが、一人が寂しくなりソーが恋しくなります。
ソーに会いに星を出ようとしたところでTVAに拘束されてしまったようです。
改めてロキの魔力の強さを伺えましたね。
第6話「とわに時を、いつでも」
タイトルコール
最終話のタイトルコールでは、今までのMCU作品のセリフが飛び交っていました。
ヒーローたちの過去の名台詞が飛び交う感じは、まさに時間軸がぐちゃぐちゃになっているようでした。
最後の砦
アライオスの向こう側の空間には謎の宮殿が!!
ロキとシルヴィが中に入ると、そこにはミス・ミニッツがいました。
この場所は「時間の終わりの最後の砦」と呼ばれていました。
この場所は原作コミックにも登場しています。
在り続ける者
遂に現れた今回の黒幕!
なんだか余裕な着飾らない感じのこの人物はミス・ミニッツによれば「在り続ける者」と呼ばれているようです。
ロキとシルヴィが警戒するも、まるで全てを知っているかのような態度に不思議がります。
彼は壮大な多次元宇宙同士の大戦争の生き残りで、過去に起きた戦争を引き起こさないようにTVAを創設し時間軸を管理していました。
在り続ける者は原作コミックにも登場しています。
青りんご
在り続ける者は、青りんごを持っていました。
ここでピンときた人は相当なマーベル通でしょうね!
映画「ドクター・ストレンジ」にて、ドクター・ストレンジはアガモットの眼(タイムストーン)を使い、時間を巻き戻して食べかけの青りんごを元に戻していました。
青りんごと時間はMCUでは関係しているのです!!
MCUの台本
これから起こる全ての出来事を全て知っているという「在り続ける者」。
彼が取り出したのは分厚い書物で、そこには台本のようにロキやシルヴィのセリフが書いてありました。
しかもロキのセリフもすでに書かれていて、まさにMCUの台本って感じでした。
31世紀の科学者
在り続ける者は自身が31世紀の科学者だった事を明かします。
原作コミックでは、征服者カーンの変異体のナサニエル・リチャーズという31世紀の科学者が登場しており、コミックではタイムトラベルを発明していました。
そしてナサニエル・リチャーズはあのファンタスティック・フォーのリード・リチャーズの子孫です。
↓映画「ファンタスティック・フォー/ファースト・ステップ」はこちら!!
TVAの真の姿
シルヴィによってTVAに送られたロキは、メビウスに助けを求めます!!
しかし、メビウスは以前のメビウスとは何かが違う??
ロキと初めて会ったかのように驚くメビウスに、ロキは辺りを見渡すと衝撃の光景が広がっていました。
タイムキーパーの巨大な像が置いてあった場所には、「在り続ける者」の巨大な像が!!
この衝撃はまるでオリジナル版の「猿の惑星」のラストシーンのような衝撃でしたね。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
次回はMCUフェーズ4ドラマ「ホークアイ」の小ネタ・伏線を徹底解説していきます!!
お楽しみに!
↓ドラマ「ホークアイ」はこちらです!
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