こんにちは、スーパーヒーロー研究所の所長です!
今回はマーベル・シネマテック・ユニバース(MCU)のフェーズ3『シビル・ウォー/キャプテンアメリカ』の小ネタや伏線を徹底解説していきます。
※注意!!・・・MCUシリーズの完全ネタバレがありますのでお気を付けください!
あらすじ
人類の平和を守るために活動するヒーロー集団アベンジャーズ!!
多くの人々救う一方で、その戦いによる人的・物的被害はとんでもなく膨大なものとなっていた。ついにアベンジャーズは国際的な政府組織の管理下に置かれる事になる。
一般市民を危険にさらしたという罪の意識を持つトニー・スタークと自らの行動は自らが責任を持つべきという信念のキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは対立してしまう!
彼らの対立が生み出す一触即発の緊張の中、突如凶悪なテロ事件が発生。犯人として容疑がかかったのはキャプテン・アメリカのかつての親友ウィンター・ソルジャーことバッキーだったのだ。
過去を共に過ごした唯一無二の親友か、未来を共にするはずのアイアンマンたちとの友情か。
ふたつの絆で揺れるキャプテン・アメリカの決断は?
アベンジャーズを二つに引き裂く「禁断の戦い」が始まってしまう…。
小ネタ・伏線
サディアス・ロス
本作でアメリカ国務長官として登場したのは、映画「インクレディブル・ハルク」で登場したサディアス・ロス将軍です。あれから陸軍を退役後に国務長官になっていましたね。
彼は敵なのか味方なのか、、、。
今後のMCUにも登場する彼は映画「キャプテンアメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド」にも登場します。
ソコヴィア協定
過去作の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」にて、戦場となったソコヴィアの犠牲者が大多数いる事を受け、政府はアベンジャーズの活動を国際的管理下に置くという協定が作られてしまう。
これによりアベンジャーズは分断されてしまいました。
自らの責任は自らで取るべきというキャプテンアメリカ側と、政府の管理下の元で活動すべきというアイアンマン側でヒーロー同士が激突!!
映画「アベンジャーズ」から描かれてきていたヒーロー同士の衝突が本格化してしまいました。
初代ブラックパンサー
洗脳されたウィンターソルジャーのテロにより、ワカンダの国王ティ・チャカが殺害されてしまいます。実はこの人物はワカンダの国王でもあり、現ブラックパンサーでもあったのです。
父の死により、息子ティ・チャラがブラックパンサーを受け継ぎ、ウィンターソルジャーに復讐を誓います。
バッキーの洗脳
バロン・ジモによって洗脳されてしまったバッキーは、ウィンターソルジャーへと変貌してしまいました。
この時に使われた単語の中には「1」「9」「17」という数字がありましたが、これはバッキーが生まれた年が1917年というのに関係しています。
ウィンターソルジャーを洗脳状態にする単語は、以下の通りです。
・熱望
・錆びつき
・17
・夜明け
・灼熱
・9
・温情
・帰郷
・1
・貨物車両
↑これらをロシア語で順番に唱える事で、バッキーはウィンターソルジャーとなり暴走します。
皆もやって見てね(笑)
B.A.R.Fシステム
トニーが冒頭で、プレゼンしていた立体プロジェクター技術の名はB.A.R.F。
脳の海馬をハイジャックし、トラウマとなった記憶と向き合う、いわゆるセラピー用として使われていました。
実はこの技術は思いもよらない形で、後のMCUに再登場します。
ソーとハルクは?
アベンジャーズのメンバーでこの時点で最強のソーとハルクの2人は、今回登場しませんでした。
アベンジャーズのメンバーのほとんどが登場する中、2人は何をしていたのでしょうか??
実はそれは特典映像で語られていました。
ソーは、オーストラリアで付き人と平和にのんびりと暮らしていました。
どうやらソーの連絡先を誰も知らなかったらしく、、、、。
ハルクは映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」のラストで、トニーの小型ジェットで行方不明に!!
この2人は映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」にて登場!!
今回はおあずけとなりました。
キャプテンアメリカの隠し事
トニー・スタークの両親を殺害した真犯人は実はウィンターソルジャーだったという衝撃の事実。
実はスティーブ・ロジャースは知っていました。
トニー・スタークを想って本人には隠していた真実ですが、トニーにとっては裏目にでてしまったようで、、、、。
映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」にて、スティーブ・ロジャースがムジョルニアを持てなかった理由は、まさにこれでした。
トニーへの隠し事、この事実を知ってしまったスティーブ・ロジャースの心の動揺が、ムジョルニアを持ち上げる邪魔をしていたのでしょう。
アベンジャーズの分裂
完全に決別したスティーブ・ロジャースとトニー・スターク、、、。
スティーブはアベンジャーズを離れ、逃亡します。
新たなアベンジャーズのリーダーはトニーになりました。
そんな中、トニーの元に手紙が届きます。
「必要な時には、駆けつける」
今後再び集結する伏線となりました。
ワカンダ
映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」から名前だけは度々登場してきたワカンダ。
今回ラストに登場しました。
国から追われる身となったキャプテンアメリカ側のメンバーはワカンダに逃亡。
バッキーは再び洗脳されないように冷凍睡眠される事を決断します。
彼らが今後どうなるのか、、、、。
ワカンダには一体何があるのか、、、、。
大きな伏線がまかれました。
メインヴィラン
今回のメインヴィランは、全ての事件を裏で操っていた知能犯の「バロン・ジモ」でした。
彼はバッキーを洗脳し、アベンジャーズを分断させるというトンデモない策略を立てていました。
悪いヤツレベル★★☆☆☆
実は彼の家族はソコヴィアでの戦いの犠牲になっており、バロン・ジモはアベンジャーズを憎んでいたのです。
ジモの本当の目的は、ウィンターソルジャーの復活や金ではなく、シンプルにアベンジャーズを崩壊させる事だったのです。
トニーの両親の死、ティ・チャカの死、アベンジャーズの分断、復讐のブラックパンサー、、、。
復讐が復讐を生む地獄の連鎖を目の当たりにしたティ・チャラは、この連鎖を断ち切る為に、彼を許します。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
次回はMCUフェーズ3映画「ドクターストレンジ」の小ネタ・伏線を徹底解説していきます!!
お楽しみに!!
映画「ドクターストレンジ」はこちら↓
コメント