こんにちは、スーパーヒーロー研究所の所長です!
今回はマーベル・シネマテック・ユニバース(MCU)のフェーズ1『アベンジャーズ』の小ネタや伏線を徹底解説していきます。
※注意!!・・・MCUシリーズの完全ネタバレがありますのでお気を付けください!
小ネタ・伏線
チタウリ軍、、実は、、、、銀河最弱だったwww
地球に襲来したロキ率いるチタウリ軍!!
後の作品となる映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の未公開シーンにて、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのロケットがアベンジャーズがニューヨーク決戦でチタウリ軍に苦戦していた話を聞いて笑っていました(笑)
ロケットいわく、チタウリ軍は銀河で一番弱いらしく、なぜ母艦を撃墜しなかったか?などとアベンジャーズたちをディスっていました。
スクラル人が登場予定だった?
当初の原案ではチタウリ軍ではなく、スクラル人が侵略する計画があったそうです。
しかし当時(2012年)、スクラル人の映像化権利を持っていたのは21世紀フォックスだったのでマーベルスタジオはスクラル人を映画で使用する事が出来なかったのです。
結局スクラル人がマーベルスタジオの映画に登場できるようになったのは7年後で、映画「キャプテン・マーベル」にて初登場を迎えます。
時代遅れの男
ヒーローを召集するS.H.I.L.D.のエージェント。ブルースバナー博士の元を訪れるナターシャ(ブラックウィドウ)はブルースにケータイで四次元キューブの画像を見せようとしますが、別の場面でニックフュリーがキャプテンアメリカに事態の状況を説明する際には紙の資料を見せていました。
これはキャプテンアメリカが昔の人だったので、ケータイではなく紙の資料で説明したのでしょう。
ちなみに続編の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」ではウルトロンに世界中のネットのデータを支配されてしまった最中でもスティーブ・ロジャースはこの紙の資料を持っていた為、少し役立っていました。
四次元キューブ
今作に登場した超重要アイテム「四次元キューブ」が初登場したのは映画「アイアンマン2」です。
ハワードスタークのノートに少しだけ描かれており、当時から四次元キューブを研究している事がわかっています。※映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でも語られています。
トニー・スタークが四次元キューブの資料を見た時に、父ハワードスタークがこれを研究していた事を知っていた為、何か感慨深い感情があったでしょう。
ポイントブレイク
S.H.I.L.D.のヘリキャリアでトニー・スタークはソーの事を「ポイントブレイク」呼びます。
映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でもトニー・スタークのクインジェットを操縦するパスワードとしても「ポイントブレイク」が使われていました。
これは実際に公開されていた映画「ポイントブレイク」の主人公がソーに似ていたからです。
ちなみにロキはトニー・スタークに「レンダーゲームス」と呼ばれており、こちらも実際にある映画のタイトルです。トニーは結構映画を知っている事がわかりますね。
キャプテンアメリカのコスチューム
S.H.I.L.D.のエージェント・コールソンは大のキャプテンアメリカファンでした。キャプテンアメリカのカードを何枚も持っていました。その影響でなのか、今作のキャプテンアメリカのコスチュームはより原作コミックに寄せたデザインとなっており、きっとS.H.I.L.D.でキャプテンアメリカのコスチュームを作る際にコールソンが関わっていたのでしょうね。
その後の作品では、デザインがどんどん自然な感じに変わってきています。
セキュリティガバガバなスタークタワー
今作で登場したスタークタワーはアイアンマンのアークリアクターのエネルギーが使われていましたが、どうやらセキュリティに問題がありそうです(笑)
映画「アイアンマン」では、コールソンがごく自然に潜入していましたが、今作では洗脳されたセルヴィク博士がスタークタワーの屋上で何やら空にポータルを開ける装置を開発していました。
結構セキュリティがガバガバなのかも?
ニューヨーク決戦後、スタークタワーの文字がAだけになり、その後はアベンジャーズタワーとなります。
アイアンマンスーツの進化
スタークタワーの上層にて、ロキに吹き飛ばされたトニー・スタークはビルから落下してしまいました。
しかし腕輪型のアイアンマンスーツ「マーク7」のスーツを装着して地面との激突を避けていました。
この時は地面すれすれまでスーツを装着できずに時間がかかっていましたが、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でトニー・スタークがスタークタワーから落下した際はかなり早い段階でスーツが装着されていました。
アイアンマンスーツの進化は止まりませんね。
ロキの杖
映画「マイティ・ソー」に登場した四次元キューブ。内部にはインフィニティ・ストーンが隠されていましたが、今作ではサノスの手下ジ・アザーによってロキに渡された杖セプターにもインフィニティ・ストーンが隠されている事が、後に明かされます。
ラストで四次元キューブとロキはアスガルドに強制送還されていましたが、セプターはS.H.I.L.D.(シールド)が回収していました。
徐々にインフィニティ・ストーンが地球のヒーロー側に揃い始めて来るのです、、、。
宇宙からの脅威に対抗せよ
ニックフュリーが計画していたペガサス計画(アベンジャーズ計画)が遂に遂行!!
映画「キャプテンマーベル」で語られるスクラル人の地球侵略を経験した若き日のニックフュリーが密かに動いていたのがアベンジャーズ計画です!
宇宙からの未知の脅威に対抗すべく、ヒーローチームを結成する!!
ヒーローを集結させる以外にも、兵器開発も力をいれており、
映画「マイティ・ソー」で地球侵略に来たデストロイヤーの部品を使った武器も開発され、エージェント・コールソンが使っていました。
ブルースバナー博士役の俳優変更
映画「インクレディブル・ハルク」でブルースバナー博士を演じていたエドワード・ノートン氏でしたが、マーベルスタジオと映画制作で揉めてしまい降板。
新しくマーク・ラファロ氏がブルースバナー博士を演じています。
今ではお馴染みの俳優さんですね。
暗躍する影
映画「マイティ・ソー」にも登場したスキンヘッド・眼鏡のS.H.I.L.D.(シールド)エージェントのシットウィル。
今作にも登場した彼の真の目的とは、、、、。
映画「キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー」で明かされます!!
必殺技誕生の瞬間
ロキを護送中にソーの奇襲に遭うアベンジャーズ!!
アイアンマンはソーと戦うハメになってしまいましたが、この時にソーが繰り出した雷をモロに受けてしまったアイアンマン!!
しかしアイアンマン搭載のAIジャービスがしっかり対応し、反撃します。
この時の戦闘データは後の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でラスボスサノスとの戦いで繰り出された超必殺技として使われています。
シャワルマ
映画のラストではアベンジャーズのメンバーがシャワルマというレストランで食事をしていました。ニューヨーク決戦でチタウリと戦っていたアイアンマンが、チタウリに吹き飛ばされた時に、シャワルマを発見していたので食べたくなったのでしょうか。
しかし食事をしているメンバーは何の感情もないまま食事をしていましたね(笑)
補足ですが、この時にスティーブ・ロジャースは顎を隠して座っていました。これは当初このシーンの撮影はされておらず、撮影が終了したあとにキャプテンアメリカを演じるクリス・エヴァンス氏が別の映画の撮影の為に髭を伸ばしていたからだと明かされています。
急遽シャワルマのシーンを撮影する事となり、髭を隠す為にあのようなポーズになったらしいです。
レゴラス
ニューヨーク決戦の最中、アイアンマンはホークアイの事をレゴラスと呼んでいました。
これは映画「ロードオブザリング」に登場する弓を扱うエルフの名前です。
対立するヒーローたち
ヘリキャリアの中でヒーローたちの意見が対立してしまいました。これはロキの策略によるもので、我の強いヒーローたちがまとまる難しさが描かれていましたが、これは後に本格的な対立を生む映画「キャプテンアメリカ/シビルウォー」への伏線ですね。
実はあの人物もいたニューヨーク決戦
遂に地球侵略に来たロキ率いるチタウリ軍とアベンジャーズが激突!!ニューヨークの街では市民も巻き込んだ決戦が繰り広げられました。
実は後に判明したのですが、この時アベンジャーズ以外にもチタウリと戦っていた人物がいます。それはドクターストレンジの師匠エンシェント・ワンです。映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」で明かされます。
他にもニューヨークでホークアイを目撃した女の子は後に2代目ホークアイとなるケイト・ビショップです。
遂にラスボスの姿が!!
今作では遂にインフィニティ・サーガのラスボスでもあるサノスが登場しました。エンドクレジットでは不敵な笑みを浮かべます。
とんでもないスーパーヴィランにアベンジャーズが目を付けられてしまいました!!
メインヴィラン
今作のメインヴィランはソーの義理の弟でもあるロキです。とにかく嘘・裏切りの常習犯でかなりの策略家でもあり、他人を操作して混乱を生む「イタズラの神」です。
サノスの配下からチタウリ軍を借りて地球に襲来してきます。
アベンジャーズをかなり追い込みますが、ラストはハルクに文字通りぐちゃぐちゃにされてしまいました。
悪いヤツレベル★★☆☆☆
やっている事だけを考えたら★4くらいあるのですが、どこか憎めないキャラなんですよね(笑)
何度も死を偽装するロキは、今後のMCUにも敵になったり味方になったりとかなりトリッキーな動きをします。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
ここまででフェーズ1が終了です。
ヒーローたちの誕生、そして集結を描いたフェーズ1が終わり、
次回はMCUフェーズ2映画「アイアンマン3」の小ネタ・伏線を徹底解説していきます!!
お楽しみに!!
映画「アイアンマン3」はこちら↓
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