にちは、スーパーヒーロー研究所の所長です!
今回はマーベル・シネマテック・ユニバース(MCU)のフェーズ5『サンダーボルツ*』の小ネタや伏線を徹底解説していきます。
※注意!!・・・MCUシリーズの完全ネタバレがありますのでお気を付けください!
あらすじ
落ちこぼれたちよ!!集結せよ!!
アベンジャーズに代わって世界を救うのは、かつて悪事を働いたヴィラン集団「サンダーボルツ」だった!!
突如として人類消滅の危機が!!
彼らの前に現れたのは、あのアベンジャーズ全員の力を合わせた以上のパワーを持つ「セントリー」!!
ニューヨークは闇にのまれ、人々が影だけ残して消されていく謎の現象が発生してしまう。
この危機を阻止するため無理矢理集められた?集まった?サンダーボルツは最強でも、ヒーローでもない!!ただのヴィランだった奴ら!!
ヒーローになれなかった奴らの人生逆転をかけた最後の【敗者復活戦】が今始まる、、、、!!
小ネタ・伏線
オープニングのロゴ
今回のオープニングのマーベルスタジオのロゴは原作コミックのセントリーが登場している場面を集めたものでしたね。
しかし、徐々に黒くなっていき、最後には全体が黒く染まっていきました。
これはヴォイドを表現する演出でしょう。
エレーナの飛び込み
エレーナが冒頭シーンで飛び降りたビルは、世界で2番目に高いビルとして有名なビルです。
エレーナを演じた女優のフローレンス・ピューさんは高所が好きで、このシーンはスタント無しで演じています。
スゲー!!
さすがブラックウィドウ
冒頭シーンでOXEの研究所に忍び込んだエレーナは、狭い通路で複数の警備員を次々に倒していきます。
これは映画「アイアンマン2」でのナターシャの戦闘シーンのオマージュでしょうね。
この時、警備員の影が廊下に長く伸びていましたが、これはエレーナ自身がまるでヴォイドのように人々を襲っているという表現で、映画後半でヴォイドがニューヨークの人々を影にしてしまうシーンと同等に描かれています。
原作コミックのOXE
ヴァルが経営していた企業OXEは原作コミックにも登場しています。
秘密組織「アウター・サークル」と連携して、違法な犯罪を繰り返す企業として登場していました。
この「アウター・サークル」をバッキーが内部から崩壊させる事に成功し、そこから得た情報とOXEの資源を利用する事により、新生「サンダーボルツ」を結成させました。
ワシントン記念塔を壊したのは、、、?
ヴァルが裁判を受けるシーンの前にワシントン記念塔の改修工事の様子がチラッと映ります。
これは前作の映画「キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド」にて、レッドハルク(ロス大統領)が暴れた時にワシントン記念塔を壊しており、その修復をしている工事がまだ終わっていない事が判明したシーンです。
左から失礼
ヴァルの策略により集められたエレーナたちは、保管庫に閉じ込められてしまいます。
ゴーストが透明化で脱出しようとしますが、音波攻撃によって阻まれてしまいます。
しかし、その装置を見つけて破壊しようとします。
この時、U.S.エージェントが「左から失礼」と言いましたが、これは映画「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」でスティーブ・ロジャースが言ったセリフですね。
映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でもこすられたキャプテン・アメリカの名台詞を偽キャプテン・アメリカはパクったのでした(笑)
メルの正体
ヴァルの秘書として登場したメルは、今回フルネームが明かされておらず、詳しいキャラクター説明がありませんでした。
彼女がしていた鳥のネックレスとメルと呼ばれている事から、海外のファンは原作コミックに登場するソング・バードことメリッサ・ゴールドなのでは?と噂されています。
ソング・バードとは、サンダーボルツの初期メンバーとして登場しており、音響を操る能力を持っています。
今後ニュー・アベンジャーズに加わるのでしょうか??
ウィンターソルジャー
ヴァルの命令によりOXEの特殊部隊は逃げたエレーナたちを始末しようと追いかけます。
この時、バッキーはこの特殊部隊の戦闘車両を爆撃していました。
バッキーが使っていた武器は、映画「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」でバッキーがニックフュリーを襲撃した時に使用していた武器ディスク・グレネードですね。
バッキーと言えば!!って武器ですね。
ウォッチタワー
アベンジャーズタワーを買い取ったヴァルは、タワーの名前を「ウォッチタワー」と呼んでいましたね。
原作コミックでは、セントリーの本拠地として登場。世界中の通信を監視していた場所となります。
コミックでは、セントリーの存在を地球上全ての人々から消す時に、ウォッチタワーの存在も人々の記憶の中から消えてしまいました。
その後このウォッチタワーは、アベンジャーズタワーとして使わるという映画とは逆に所有者が入れ替わっています。
最強セントリー
ボブの覚醒状態の姿「セントリー」はヴァルいわく「アベンジャーズ全員でも敵わない」との事でした。
サンダーボルツ*たちも全く歯が立たず、赤ん坊のようにあしらわれるほど圧倒的なパワーを持っていました。
本作では全く全力で戦っておらず、まだまだ上があると思われるセントリーは今後も登場するのでしょうか??
原作コミックでも「太陽100万個を爆発させるのと同じ力を持つ」と言われており、完全にチートキャラなのですが、精神が安定しておらず今回の終盤に現れたセントリーの闇の部分「ヴォイド」が度々登場してしまう非常にややこしいキャラクターです。
もはやヒーローなのかヴィランなのかはボブの調子次第なのです(笑)
ニュー・アベンジャーズ結成!!
映画のクライマックスでは、サンダーボルツ*はニュー・アベンジャーズへと改名されました。
原作コミックでは、暴走したスカーレット・ウィッチによりアベンジャーズが解散してしまった後に、ラフト刑務所から囚人が数十名脱走するという事件が発生!!
急遽キャプテン・アメリカがその場に居たヒーローたちをアッセンブルして結成されたのがニュー・アベンジャーズでした。
原作コミックだとキャプテン・アメリカ、スパイダーマン、ルークケイジなどが集結しており、その後様々な地球の危機を解決していました。
映画のポストクレジットでは、ニュー・アベンジャーズたちが新しいスーツ姿で登場し、今後の活躍が期待されますね!!
ファンタスティック4!!
ポストクレジットにて、ニュー・アベンジャーズの本拠地に緊急警報が鳴り響きます。
未確認飛行物体が接近!!
どうやら異次元からの宇宙船が大気圏に突入したようです!!
い、、、異次元??
そして、その機体にはあのマークが!!!
ついにあの4人がMCUに合流しますよ、、、、!!!
アベンジャーズVSニュー・アベンジャーズ??
エレーナいわく、ニュー・アベンジャーズは政府にも認められたようでした。
しかし、新生キャプテンアメリカのサムには認められておらず、「アベンジャーズ」を商標登録しているようでした。
バッキーもサムとの交渉に失敗したようで、どうやらアベンジャーズとは上手くまとまっていない感じでしたね。
この2つのチームは今後対立してしまうのでしょうか
メインヴィラン
今回のメインヴィランは、ボブが超人血清の実験により得た別人格のセントリーの闇の部分「ヴォイド」でした。
セントリー計画により能力を得たボブは非常に精神的に不安定なために、「完全無欠のセントリー」か「全てを闇に消すヴォイド」という2つの両極端の存在になってしまうという状態になってしまいます。
悪いヤツレベル★☆☆☆☆
複雑な家庭環境により、実験に参加したボブは「人として強くなりたかった」という最もシンプルな理由でセントリー計画に参加しており、
その動機を深く理解したエレーナたちによって、暴走したヴォイドは制御されて
最後はボブに戻りました。
今後ボブは帰ってくるそうなので、地球の頼もしいヒーローが増えた!!と思う半面で、また暴走してしまわないか心配でもありますね(笑)
ここまでご覧いただきありがとうございました。
次回はMCUフェーズ6映画「ファンタスティック・フォー/ファースト・ステップ」の小ネタ・伏線を徹底解説していきます!!
お楽しみに!!
映画「ファンタスティッ・フォー/ファースト・ステップ」はこちら↓
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